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ケンチャナヨ!(?)な日々

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2005年 02月 25日

海外旅行記第2回

自己満足シリーズ、海外旅行記第2弾は「魅惑?のParis一人旅」。
人生2度目の海外はフランスはパリ。今回は一人旅です。本当はモンサンミッシェル等も行きたかったのですが、会社勤めをはじめてたため休みに限りがあったことと、あまり短時間でいっぱい回るよりじっくり一つを見たかったのでパリ周辺だけにしました。なお、今回もデジカメは持ってなかったので写真はスキャンしました。粗いです。では今回も結構長いです!ヒマなときに読んでやってください!

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第2回「魅惑のParis一人旅」(2002年2月18日から23日)

2/18
成田にて前泊。それでなくても短かったのにかなり痛い。しかしこの日程しか取れなかったので仕方ない。後にも先にも前泊をしたのはこの時だけである(あんまり必要ないところばっかり行ってるからか)。

2/19
 11:05全日空直行便でパリへ。初一人旅でありワクワク。しかも初長時間フライト。エコノミー症候群防止体操なんかしちゃって。おのぼりさん状態。同日15:35シャルルドゴール空港に到着。あぁ、フランスだぁ。そういえば大学では2年間フランス語とってたなぁ。と思いつつ迷路のような空港を抜け出しまずは両替。この年の1月からユーロ貨幣が導入された。初ユーロはカラフルでおもちゃみたいだなぁと思った。なんかキラキラした紙幣だったし。まぁそんなこんなでホテルに到着。ホテルは地下鉄駅からすぐそこにあった。フランスのサッカーW杯のときに出来たホテルだとかで当時はまだ新しいところだった。部屋も狭かったけどなかなか綺麗だ。
 この日は観光をする時間はなかったのでとりあえず近所を散策。近くにスーパーもあるし閑静な住宅街だな、ここは、と思いながらスーパーに入る。すると大好きなフルーツがてんこ盛りで置いてある。あぁオレンジとバナナがある。これにしよう。

まずオレンジを1コ取る。これはいくらなのかなぁと思いながらバナナを見る。

「・・・・・・?」

バナナは、どうやって取ればいいんだろう?一房ごとの個数はバラバラ。しかもそんなにいらないしなぁ・・・。フランス語習っていたとはいえこんな質問できるほど習得していない。身についていないとは恐ろしい・・・。5分ほど悩んでいると5歳か6歳くらいのかわいらしいおじょうちゃんが私に買い方を見せてくれた。おぉありがたや!ナニナニ・・・?

少女:まず好きなだけバナナやオレンジを取るのよ
俺:はぁ・・・じゃあ2コで
少女:そしてここにハカリがあるでしょう。ここにバナナならバナナだけのせて
俺:こうですかね?
少女:ここにバナナちゃんマークがあるでしょ。ここを押してみて
俺:イエッサー。かしこまり。ポチっと
俺:おぉ!バナナちゃんマークの付いたシールが出てきましたよ!
少女:何驚いてるのかしら。当たり前じゃない。そしてバナナをビニールに入れてこのシールを貼ってレジへ行くのよ。
(少女の発言はすべて勝手な想像ですよ)

 素晴らしいシステム!これなら買いすぎもないよね!最近日本でもこんなやつあるみたいだけど、当時は少なくとも地元ではこんなの無くて、画期的じゃないか!とえらく感動したものだ。ありがとう少女!かなり得意げだったけど教えてくれて!

 とゆーことでオレンジとバナナをゲットした後は小腹が空いたので軽食を求めてパン屋さんへ。フランスって言ったらやっぱ・・・

フランスパン!

とゆー典型的なジャパニーズ発想でフランスパンとコーラをゲット。うまぁーい!!うますぎ!!外はパリパリ中はふんわりというこれまたありきたりな表現で感動しましたよ。

2/20
 さてさて2日目。朝食を食べに地上階へ降りようとしたら何やら騒がしい。なんだろう・・・?なんとエレベーターが全て故障・・・。ちゅーか新しいホテルでしょー。なんでこんな壊れるのさと思っていると後ろの日本人観光客が「ウチら着いたときも壊れたよねー」とのこと。さすが海外、細かいことは気にしないんだね。まぁ私は幸い日本で言う3階が部屋だったので階段でもさほど困らなかったけど。
 階段でおりてレストランへ。入り口には従業員と思しきナイスバディーなおねえちゃんがこれでもかというくらいの露出で「ボンジュー」と声をかけてくる。「あ、ぼんじゅー」こんなホテルであんな露出は必要なのかと思いつつチーズとパンと牛乳しかないバイキング朝食を食す。ヨーロッパとかにこのスタイルの朝食が多いけどアジアと比べるとちょっと寂しい。でもチーズがうまいから許す!
 さて、食べ終わったからそろそろ戻ろうかと思ったとき悲鳴が!何事かと思っているとさっきのナイスバディー姉ちゃんともう一人の従業員姉ちゃんが男を挟んでつかみ合いの喧嘩をしている。

女1「なによあんた、人の男に手を出さないでよ!」
女2「うるさいわねー、ただの遊びなんだからいいでしょ、ほっといて」
女3「なんですって、きーーー」
男「やめてくれよ、俺のことで争わないでくれ!いい子だから」と二人のおでこにキス。
女1「わかったわピエール、ごめんなさい」

女2「そうよ、こんな醜い争いをしてごめんなさい」

「・・・・・・・」

ってなことで、朝から一芝居見させてもらった感じだ。あ、ちなみにセリフはあくまで全て想像です。この後、レストランを出るときはお姉ちゃんがまた笑顔で「ボンボワイヤージュ(いい旅を!)」と見送ってくれた。
 この日はまずルーブル美術館へ行った。昼間は込み合うとの事だったので朝一に行ったのだ。パリの美術館にはフリーパスみたいなのがあってそれを買うとどこでも入れる。で、とりあえず3日券を買った。日付は案内所の係りが記入してくれた模様。やはりメインはモナリザでしょー。他の絵は壁にそのままかけてあるんだけど、これはガラスケースに入れられていた。最初に断っておきますが私、美術にはかなり疎いです。それゆえ感想もかなり稚拙です。ご了承を。ちなみにモナリザの感想は「深みのある絵だなぁ」です。ひどいね。この他ミロのビーナスなど彫刻もたくさんあります。美術に疎い私がサラーっとみてもかなり時間がかかった。美術に詳しい人がじっくりみたら何日もかかるというのに納得できる。
 昼は美術館内のレストランで食べた。セルフで味はこんなもんって感じ。水も買おうと思って手に取るとボトルキャップが青とピンクの2種類があった。どう見てもどっちも水。「やっぱ青でしょー、男の子だし!」と買ってふたを開けると・・・

プシュー、しゅわしゅわー

あー!!炭酸入りだァ・・・(泣)ピンクが炭酸抜きだったんだぁ。そうだ、ガイドブックにそんなことが書いてあった。まずいよぉ、炭酸水なんて飲みたかないよぉ。海外旅行記第2回_c0054170_13355017.jpg

 気を取り直して凱旋門のあるシャンゼリゼ通りを行く。ここで大発見!凱旋門って上れるんですねー(知ってた?)。○○は高いところが好きってことでもちろん上りましたよ。凱旋門からたくさんの道が放射状に伸びていて感動!
 続きましてノートルダム大聖堂。800年もの間パリに聳え立っている。中に入ると多くの信者がお祈りをしていてかなり厳かな雰囲気。特に凄かったのがたくさんのステンドグラス。半端じゃなく綺麗だった。ところでここも上れるんです。私?もちろん上りましたよ!景色はあいにくの雨だったんですが気持ちよかったですね。
 日も暮れてきて、夜はオペラ座をみてきました。外観だけでもとても立派で重厚感漂ってました!中は・・・知りません。だって中で演劇やってて入れないんだもん。チケットもないし何よりドレスコードひっかかるでしょ。



2/21
今日もセクシーなレストランのお姉ちゃんと朝のさわやかな挨拶をした後、ヴェルサイユ宮殿に向かうことにした。ここはちょっと離れている。といっても40分ぐらいかな?落書きだらけの電車に揺られ着いた。
美しい・・・
晴れてたせいもあるんだけど非常に晴れやかだった。しかーし、この気分は次の瞬間もろくも崩れ去る!入場には昨日買った共通パス3日券が使えるんだが・・・

「これはダメです」

へ??なぜに?

「よく見てください」

はぁ・・・ちょっとお待ちくださいまし・・・・あぁーーー!!


昨日のルーブルの案内所の姉ちゃん日付間違ってるじゃんよー!もう切れてるんですよ!2日も間違えるなんてありえなくねー?わざとじゃねーの?!なんて言っても始まらない。しっかたねーなーと思いつつ確認しなかった自分も悪いと思いつつ1日券を買った。悔しいぃ。海外旅行記第2回_c0054170_13361522.jpg 


ここはルイ14世が建てた宮殿だけあって中には豪華絢爛な調度品がわんさか展示されています。特に鏡の間というところにはクリスタルがたくさんありました。
 パリ市内に戻りオルセー美術館へ。本当はモネの「睡蓮」が展示されたオランジュリー美術館へ行きたかったんだけど改装中で閉館。オルセーは元駅舎を改装したらしく面白いつくりでルーブルよりコンパクトで見やすいといえば見やすい。ルーブルでは出ようと思って出口のほうへ歩いたら出るまで30分もかかってしまった。オルセーにはミレーの「落穂ひろい」やカバネルの「ヴィーナスの誕生」などが展示されていた。
 夜はエッフェル塔へ。ここももちろん上まで上りましたよ。夜景がとても綺麗でした!が、とても風が強く寒かったー。
 ちなみにこの夜はステーキを食べたんですが、店に入るとき扉が開かなくてへんだなぁって思いつつガシガシやってたら通りすがりのマダームに
「あぁ、むしゅー、そんな乱暴なことしちゃだめよぉ。入り口は裏なのよぉ」って諭された。うーん・・・なんで入り口ウラなの?表の扉はイミテーション?で、ここのステーキの付け合せのインゲン豆がこれでもかってくらい多くて(たとえて言うなら日本でステーキセットについてくるライスくらいの量)当然食べ切れませんでした。

2/22
 早くも最終日。この日の夕方には出発せねばならぬ。最後の最後まで観光に余念は無い。今日もそろそろ乗りなれた地下鉄を駆使する。パリの中はかなりの地下鉄路線があり、観光には非常に便利。ただ乗り継ぎ駅のはずなのに一駅分くらい歩かされたりとかってことはあるんだけどね。
 まずはちょっくら買い物でもするかーと、シャンゼリゼ周辺をうろつく。そこそこお土産と自分用に洋服を購入。もちろん英語と2年間で培った(実はほとんどなんも培ってないけど)フランス語の単語を駆使して試着もしましたよ。
 近くのマックで昼飯。トイレを使おうと思ったら買ったあとじゃないとダメらしい。レシートに暗証番号みたいなのが出ててトイレに入るときにその番号を押すと開く仕組み。そうしないと客じゃない人やホームレスの人たちが勝手に入るから厳しくしてるんだと。でもそのへんの子供は一枚上手。人が出てくるところを見計らって入れ違いに入ってました。
 マックを出ると怪しげなアジア系の人が近寄ってきた。比較的聞き取りやすい英語でこういってきた。

男「あそこにグッチの店があるだろ?そこ行って君のカードでバッグを買ってきて欲しいんだ。お金は現金で払うから」
俺「なんで?」
男「頼むよ、別に君に損は無いだろ」
俺「損しなくても得しないだろ」
男「損しないだろ、何ならカードだけ貸してよ。」
俺「意味わかんねー。カード持ってないんだ、悪いね、ばいちゃ」

「・・・・・」

 一体なんだったんでしょう?とても怪しげでした。カードなんてもし見せてたらどうなるんでしょう?うーん、怪しさ満点でした。
最悪カラオケボックスの会員証でも渡して逃げようかと思いましたが。
日本語読めなさそうだし。幸いしつこくはなかったけど。
 次はパンテオン。ここはフランスの偉人が眠る大霊廟で、近代ではキュリー夫妻なども埋葬されているとの事。パリの中でもかなり高いドームがあり圧巻である。
その後は、昔バスチーユ監獄があったバスチーユ広場を見て絵描きがたくさんいるモンマルトルへ行った。モンマルトルの丘というだけあって地下鉄を降りると結構な距離登らされる。サクレクールというカトリックの寺院のある丘からは美しいパリの風景を見ることが出来た。ちょうど雨も上がって虹がかかってきれいでした。この近くには有名なキャバレー「ムーランルージュ」などもあるらしい。
ホテルに戻りさーて、そろそろチェックアウトでもするかぁ、と部屋を出ると・・・

「out of order」

またですか。エレベーターが故障です。ご丁寧に英語で書いてありました。もちろん階段で降りましたよ。スーツケースもってね。

ということで初の一人旅も無事に終えることが出来ました。ヨーロッパは治安が心配だったけど大丈夫でしたね。アジアと比べて突っ込みどころが少ない?そう思ったあなた!第3回はベトナムです。お楽しみに。

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by tabidatekankansg | 2005-02-25 13:41


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