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ケンチャナヨ!(?)な日々

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2005年 04月 05日

旅行記第3回「ベトナム」

久しぶりの海外旅行記第3回は「熱風アジア、ベトナムの旅」です。
今回もデジカメは持ってなかった頃なので粗い画像で失礼します。
突っ込みどころ満載のアジアの旅をどうぞ!

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海外旅行記第3回「熱風アジア、ベトナムの旅」(2002年8月31日-9月4日)

8/31
 今回の旅はアジアにしては珍しく5日間の日程でかなり余裕がある。ちゅーことで1日に無理に詰め込まなくても大丈夫そうだ。といっても初日と最後は移動のみだけど。
 成田でまずは米ドルに両替。窓口のおねーちゃんに「どこ行くんですか?」と言われ「ホーチミンです」と言うとでっかい声で「ホーチミン?!」って叫ばれた。そんな珍しいですか?イマドキベトナムって?でも気の利くおねーちゃんで、「なら小さいお金がいいですねー」っていって1ドル札とかばっかりだったから許す!でも財布が膨らみすぎ。
 で、着きました。夜のホーチミン。なんだか今日はベトナムの記念日だかなんだかで街に人がたくさん繰り出しているとの事。ホテルに着いたらとりあえず散策。すると・・・ノーヘルで2ケツ、3ケツ序の口4人くらい乗ってるバイクの集団が走り回ってるじゃないですか!なんじゃこりゃー?!ですよ。まじで。道渡れないんですもの。実は渡航前にちょうど今話題の北海道の星、大泉洋がやってた水曜どうでしょうでベトナム縦断企画をやってて事前学習はしてたんだけど記念日だかなんだかのせいで比じゃないくらいの人が出ててまじビビリました。


9/1
 さてさて、2日目。午前中は市内の名所を観光。聖母マリア教会や中央郵便局、統一会堂などをめぐる。その中に戦争証跡博物館もあったんだけれど正直結構ヘコむくらい残酷なものがいっぱいあった。けど、これも事実だしこの後クチトンネルツアーが控えていたのでしっかりと勉強しておいた。ソウルにも戦争博物館があってかなりのものらしいんだけれど、行ってから一度は見ておこうと思っている。
 で、午後はクチトンネル体験。ここに行く途中、屋台っぽいところでフランスパンを食したんだけれどこれが超ウマかった!やわらかくてパリパリで。まぁこれは昔フランスに統治されてたっていう過去の状況から文化が入ってきたものだと思うけれど、とにかくベトナムでフランスパン、おすすめです。
 クチトンネルはベトナム戦争当時南ベトナム解放戦線(いわゆるベトコン)がゲリラ戦のために掘ったもので最終的に250キロにも及んだっていうからスゴイ。ちなみにKOREAにある北朝鮮が掘ったトンネルはこれを参考にしたものという話もある。
 入り口がまずわかりにくく、枯葉などで覆うと消えるほど。ここから入れるの?ってくらい細くて自分は無理かなって思ったんですが、意外といけるもんで、入れました。ただトンネルの中は暗くて狭くて暑くて・・・。とにかく不快!トンネルを出ると当時ベトコンが食べていたタロイモを渡されたんですが、トンネルで汗かいてるもんだからイモがパサパサでこれまた死にそうな思いでした。戦時中とはいえあのトンネルを何十キロも進んでいくなんて・・・まず自分には考えられなかったですね。旅行記第3回「ベトナム」_c0054170_23232547.jpg
 昼食は雷魚の揚げたやつとライスボール。 ライスボールっていってもおにぎりじゃないですよ。 米から作ったものを油でゆっくり揚げていくとモチみたいにふくらんでサッカーボールくらいになるんですね。中は空洞で食べると甘い。かなり不思議な食べ物でしたがおいしかったです。
 夜はベトナム料理を堪能しましたが店に行くときベトナム名物のシクロ(座席つきの自転車?三輪車?みたいなやつ)に乗ってみたんですが、快適ではないですね。車の排気ガスもろにかぶるし、何せ乗らないって行ってもしつこく声かけてくるから基本的に乗る気がしない。そしてタクシーと軽く接触しましたから。もう命がいくつあっても足りない!(とかいって完全に楽しんでますけど)


9/2
 この日はメコンデルタに行きました。メコン河ですね。中国、ミャンマー、タイ、ラオス、カンボジアそしてベトナムに流れる大河です。ここまでは車で行くんですが死ぬ思いです。はぁ?ってくらいスピード出すから寝りゃあしないの。頭がガンガンぶつかるし。クラクション多用するし。でもね・・・起きてるともっと怖い。

平気で対向車線走るから。

しかも対向車来てても。スレッスレでかわす感じ。ほんとよく事故おこらないなぁって感心してたら起きてますね。事故。しかもバイクはみんな普通にノーヘルだからちょっとした事故っぽかったんだけど、 頭から血が流れてました。 こわーい。
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 そんなこんなでメコンデルタ到着。自然あふれる豊かな河岸。そこから小さな船でタイソン島に渡ります。船内でココナッツをくり貫いたジュースが渡されますが、タイの旅行でわかっていたとおりマズイです。ひたすら青臭い。あれは僕は飲めません。島に着くとヘビがお出迎え。首にまいてくれますよー。ひんやりしていて気持ちよかったんですけど、足にどんどん巻きついてきて シメられました。 みなさんもヘビを巻く時はご注意。島はフルーツがたくさん取れてパインやマンゴー、ジャックフルーツなどおいしくいただきました。
 最後はカヌーほどの小船でジャングルクルーズです。静かな時が流れてゆっくりできます。以前日本の番組で山田花子が同じ事をしていて上からヘビが降ってきてましたがたぶん仕込みだと思うので安心して行って下さい。
余談ですがガイドのお姉さんがとってもいい人だったんですが、なんとブランド物のバックを持ってました。

G
U
C
C
I

って縦書きで。僕は触れないでおいてあげたのですが、同行した友人が「縦だよタテ!」って大声で言うもんだからガイドさんも「タテ?」って聞こえちゃって。かわいそうに。
ま、たぶん「タテ」の意味はわかっちゃいないと思いますけどね。で、ブランド品といえばこのメコンデルタツアーの後に一応お土産店っぽいところに連れて行かれたわけですよ。そしたらすごいですねー。いやベトナム正直すぎるよ。

「この棚にあるものは全てニセモノです」

っておい!やりすぎだろ。ちなみにこの店にはNIKEのTシャツも売ってたんですが、メコンデルタのカヌーの絵が刺繍してありました。ブランド名は間違いなくナイキではなくニケでしょうね。
夜はちょっとベトナム料理に飽きたのでイタリアンを食す。いたって普通でした。

9/3
 今日はホーチミン市内を基本的に徒歩で行ってみようってことで歩きました。チョロン地区という問屋街を中心に歩いたのですが、ティエンハウ廊やチャタム教会、ギアアンホイクン廊といった寺や教会を周りました。小学生との交流もあり楽しい時間でした。ただ寺に入るとき笑顔で手招いてくれたおばあちゃん。本当にホスピタリティあふれる感じで感動して出ようとしたときに お金をせびるのはやめてね。 入場料かと思ったら欧米人には請求しないんだもん。
 その後途中になかなかイケテル服屋があったのでTシャツ等を買いました。同行の友人はサングラスをなくしたらしく現地で調達していました。結局10ドルでレモンというブランドのサングラスを購入してました。レモンね。レモン。ま、たぶんベトナムで大人気なんでしょう。10ドルってベトナムの物価からしたらかなりボッタクリっぽいですけどね。ま、レモン。これからも愛用してほしいものです。
 その後もダラダラ歩いてるとすぐ喉がかわくので、ジュース売りの少女に水をお願いした。ベトナムでよく飲まれている「La vie」という水。おつりを切らしていたらしくおつりはいいよっていってあげたら必死になって断り、ちょっと待っててくださいといってわざわざお金崩してくれた。心の清い少女に一目ぼれですよ、もう。 この心の清さをお寺のおばあちゃんに見習ってほしいもんですな。
あ、服屋さんといえばベトナムでは学生服にもなっている女性の洋服、アオザイ。ベトナムの女性は本当にスタイルがよくかわいい子が多かった。そんな子が着るには非常に清潔感あふれる感じでいいと思う。しかーし、アオザイの店から日本語が聞こえてきた。

「あらー、ステキ。これちょっと見てー」
「いやーステキ。ちょっと奥さん早く試着してみてよー」
「まぁステッキー。やだぴったりじゃなーい」

って奥さん!!てかオバサン!(失礼)オーダーメイドだからぴったりなのはあたりまえなんだけどさ、日本帰っていつ着るの?どこで着るの?
アオザイは体のラインがくっきり出ます。お気をつけあそばせ。ちなみにこの奥様方の話だと一人一人若干の値段の差があったようです。「どうしてかしらねぇー、まぁステキだからいいわ」って感じでしたが たぶん布の量・・・いやなんでもないです。。
 日も暮れてきて明日は帰るだけ。寂しいなぁと思いつつホテルの前の公園を一人で散策しているとなにやらベトナムっ子が盛り上がっている。バドミントンの羽をもっと細長くして棒状にしたものを蹴鞠のようにして遊んでいる。超楽しそう!僕ですか?もちろん仲間に入れてもらいました。これが思ったより難しくてノーバウンドで返さなきゃならないんで(そもそもバウンドしないし)なかなかうまくいきませんでしたが楽しかったです。でも悔しいから買って帰りました!
旅行記第3回「ベトナム」_c0054170_23231133.jpg
そんなこんなだったベトナム旅行。1ドルが1万5000ドンという桁外れな大きさに戸惑ったりもしましたが突っ込みどころ満載で楽しかったです。結構近代的なビルもたくさんあったし、雑貨系が充実してるので女性ならそんなところもチェックじゃないでしょうか?あと書いてませんが、お決まりのベンタイン市場にも行きました。ここでは交渉力が勝負です。強気で行ってください。

海外旅行シリーズ。渡韓までに全て書くのは不可能になってきました。でもギリギリまで書きます。次回はどこでしょうか?お楽しみに。

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by tabidatekankansg | 2005-04-05 23:28


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